「ぶれない自分軸」

二瓶貴子さん(32歳) 看護師

【第35期CP応用コース修了】

二瓶さんは看護師として様々な方と会う中で、正しい方法であっても、その人にとって続けられなければ意味がないのではないかと感じられたそうです。受講申込をする前は迷いがあったという二瓶さん。受講の実体験をご紹介いただきました。

コーチングを学んでみようと思ったきっかけは何ですか?

以前、看護雑誌にて「患者教育におけるコーチングの有用性」について知り興味を持っていました。現在、私は企業の医務室で看護師をしております。いろいろな方と接する中で健康に対する考え方は人それぞれである事を感じました。そして、一概にこれが正しいのだからこうした方がいいと言ったところで、それがその人にとって続けられるものでなければ意味をなさないのではないかと思いました。そこで将来的に自己効力感を高めるようなケアができるようになりたいと思ったのがコーチングを学ぼうと思ったきっかけです。

受講前、「コーチング」についてどのようなイメージや解釈をお持ちでしたか?

受講前、「コーチング」についてスポーツ選手などの「コーチ」をする人というようなイメージをもっていました。と言っても正直なところ詳細まではわかりませんでした。心理学の1つという感じで、カウンセリングなども含めつつ心理面でのサポートができるツールという解釈を持っていました。

受講申込をするにあたっての期待や不安は何でしたか?

いくつかの講座をインターネットで検索しているうちに怪しい口コミもあったので、「ここの団体の場合は大丈夫だろうか?」という不安がありました。また受講料が他に比べて低めの設定ですが、私にとっては高額だったので「安かろう悪かろうでは困る」と申し込むにあたり勇気が必要でした。

当機関のコーチ養成プログラムに申し込んだ決め手を3つあげるとすると何になりますか?

  1. 説明会に行った際に不安の塊だった私の質問にきちんと答えて頂けたこと、実際に通われた方からの体験談がきけた事。
  2. 大学講座もあり、一般社団法人として多くの人に学んでほしいという意気込みを感じたところ。
  3. 自分自身に焦点をあてるところからはじめていくところ。「ぶれない自分軸」というのがキーワードでした。

実際にクラスに参加してみての感想や印象はいかがですか?

最初はとても緊張しましたが、色々な年齢層、職業、考え方を持っている方と一緒に学べるのでとても面白いです。マスターコーチの例えもわかりやすく、机上の勉強だけでなく毎回ワークがあるので勉強という感じがあまりせず楽しめています。また自分自身をより良く知るきっかけとなり、とても興味深いと思っています。

そのほか気づきや学びについて自由にお書きください。

職業上、心理学やコミュニケーションにおけるある程度の事は身についていると思っていましたが、コーチングを学んでみて、コーチングにおける傾聴が今までのそれとは全く異なる事にまず驚きました。

慣れない感覚を使っているからか毎回結構体力を消耗しますが、講義の中ではいつも新しい発見と学び、自分が考えていた事の裏づけ的要素も散りばめられていて一人納得したり、楽しいのであっという間に一日が過ぎていく感じがします。