「学びのスピードや習熟度が格段に高まる」

江藤公宣さん(32歳) 会社員

【第35期CP応用コース修了】

江藤さんは「スタッフのコミュニケーションを効果的にするには?」というテーマを突き詰めたところ、コーチングが浮かんだとのこと。コーチングを日常でどのように実践していけばいいのかが不明確だったとのことですが、現在はどのようになっているのかお話いただきました。

コーチングを学んでみようと思ったきっかけは何ですか?

私は普段、家電商材の販売をメインフィールドとした人材派遣、ならびにイベントプロモーションを行う企業に所属しております。

効果的に販売を行えるスタッフさんたちを、数多く育成していくことが大きなミッションとなりますが、モノが溢れかえっている今のご時世、ただ単に商品を陳列しているだけでは商品はなかなか売れません。「お客様個々の価値感・ライフスタイルに応じて、販売スタッフさんたちが、コミュニケーションを効果的に行えるようになるためにはどうすればいいか??」というテーマを突き詰めていったところ、以前から興味のあった『コーチング技法』がふと頭をよぎりました。そして、気がついた時にはすでに、コーチアカデミーに受講の申込をしてました(笑)

受講前、「コーチング」についてどのようなイメージや解釈をお持ちでしたか?

コーチングというものを、どのような世代・職業の方が学ぼうとされているのか、初回の講義が始まるまでは興味津々でした。また職業上、急きょの仕事依頼が入ることも多いため、隔週日曜日の講義に滞りなく参加ができるかが心配でした。

当機関のコーチ養成プログラムに申し込んだ決め手を3つあげるとすると何になりますか?

  1. 非営利機関として「広く市民を対象に、コーチングの普及活動をしている」という説明文を見て、ここでならコーチングの本質を 学ぶことができると直感したため  
  2. 継続学習を支援しており、コーチング修了生の皆さんとの交流があるため
  3. 他のコーチ養成機関と比べて、受講料が比較的安いため

実際にクラスに参加してみての感想や印象はいかがですか?

マスターコーチをはじめとした、コーチ陣、サポータ陣の「おおらかさ」にびっくりしました。講義が進んでいくにつれて、そのおおらかさの謎が少しづつ解けてきたように思います(笑)

また、コーチングをテーマとして学び合う人たちが集まる場所に行くということは、とても有意義だと感じてます。これは独学では決して味わえない刺激です。このように、効果的な刺激を自分に与えていくことで、学びのスピードや習熟度が各段に高まると実感しました。

そのほか気づきや学びについて自由にお書きください。

私としては「販売という場における、コミュニケーションスキル向上」ならびに、「会社での部下マネジメント力の向上」という二つのテーマを掲げてコーチングを学んでおります。コーチングを学ぶという過程は、ひたすら、自己対話の連続です。コーチ自身が自分の「意欲の仕組み」を感知できてこそ、初めて他人に対してコーチングができる、という大原則があるからです。

私自身、まだまだ未熟ではありますが、コーチング技法に基づいた自己対話を重ねていくうちに、自分を積み上げていく感覚を取り戻しつつあるように感じます。具体的にいうと、時間を有効に使うようになったこと、会社の部下メンバーとのミーティングを最優先に行うようになったこと、などなど。必要とわかっていてもなかなか着手できなかった物事を、無理なく、抵抗なく行えるようになった自分がいるように思います。