非営利型のコーチ養成校=初心者から経験者まで=

コーチアカデミー®は、日本コーチ連盟が運営する非営利型のコーチング技能養成校です。2002年に開学しており、103期に至る修了生を輩出しています(2024年4現在)。

本学で教授しているコーチ養成プログラムは、「米国式のコーチング」の課題解決を目的として、抜本的に研究開発された「日本式のコーチング」の学習課程です。「米国式のコーチング」は、知識や経験、相性を重視した「コミュニケーションノウハウ」であるために、従来の人間関係やコミュニケーションが抱えていた問題に影響されやすい傾向をもちます。それは、「相性が合わない、性格が合わない、価値観が違う」相手や、「やる気が無い」相手とのコーチングが成立させられないこと。さらにコーチ自身の知識・経験・人生観などで「相手をコントロール」してしまいやすいなどの様々な課題がありました。

これに対して「日本式のコーチング」は、相互が「違う」ことを機会として捉えることが可能なため、相性などに囚われないこと、さらに「快感情」や「不快感情」も気づきや行動の力として活用できるため、前述の課題を克服した、まったく新しい「コミュニケーション技術」として構築されています。
そのため、従来では対象外であった『2歳児のイヤイヤ期』や『不登校児』など、小さな子どもたちにもコーチングの活用が可能です(HPで紹介中)。

このように「技術」としてのコーチングの学習は、広くコミュニケーション能力の向上や自分の持ち味を活かしたリーダーシップを育むだけでなく、専門的な実用スキルや自己理解を深める機会としても活用いただけます。

毎年、前期4月/5月開講)と後期9月/10月開講)の土曜日・日曜日に開講。クラスは20名前後で編成され、一人一人の参加意欲を大切にした受講環境に努めています。初心者から経験者まで年齢・性別・職業等、多様な仲間たちとともにコーチングを学べます。
非営利機関のコーチング技能養成校として、コーチングを経済的な面からも安心して学習いただくためにコーチ養成プログラムの受講料は、営利機関様と比べご利用いただきやすい価格となるように鋭意努めています。

開催場所:東京会場(新宿)/大阪会場(四ツ橋・本町)

コーチアカデミーの学習スタイル

コーチアカデミーのプログラムは、技術講義、効果測定(進捗確認)、グループワーク(共有実習)、ロールプレイング(役割実習)等で構成され、実習が6割以上です。

技術講義

コーチングの理論(考え方)と技法(やり方)を学習します。コーチングコミュニケーションの特徴を理解するとともに、実践において陥りやすい盲点と対処法などについても学びます。

効果測定

コーチングの理論と技法の理解について現状確認をします。未消化な部分を確認することができ、その後の学習に活かしていくことができます。理論をしっかりと身につけることで、実技に反映させることがスムーズになります。

グループワーク

グループ内でお互いの感じ方や考え方を共有することで、自分特有の「感情と思考」の影響力を体験していきます。 自分を知ることを通じて、異質な相手でも受容的に関わることを可能にする能力を養います。

ロールプレイング

実際にセッションの実習を行います。学習した理論と技法を実践・体験していきます。さらに、仲間同士でフィードバックすることで、自分では気付きにくい部分にも焦点を当ててトレーニングを進めることができます。

コーチ養成プログラム修了までの流れ

※1 日本コーチ連盟公認のコーチング入門講座を開設している大学機関は明治大学です。

※2 コーチング・アドバンスからの応用コース受講希望者は、応用コース受講料の他に
「差額受講料」が必要です。

※3 修了には一定の条件があります。
(修了証書を授与されると「日本コーチ連盟コーチ技能検定II種」の受験資格が得られます)